2011年7月8日金曜日

三条パクチー 内田 泰子さん


s-110507 内田さん.jpgタイの食堂を完全再現した空間

  店前に屋台のある、タイ大衆食堂です。
現地の味と雰囲気を手軽な価格で楽しんでいただいています。もともとタイ料理などが好きで、何度もタイには行っていました。学生時代からの友人が始めた河原町丸太町「タイキッチンパクチー」を手伝ったこともきっかけとなり、今年の2月に三条通御幸町上るに姉妹店としてオープンしました。

 お客様は近くのショップなど地元の方、フラッと入って来られる方が多いですね。                     丸太町タイキッチンパクチーに行ったことがある方や「丸太町の店が気になっていたけど、御幸町三条でたまたま見つけたから」とお越しいただいたりもしています。観光で来られた方ももちろんおられますが、京都の人が多いです。

 タイ料理は辛くて酸っぱいのが特徴です。タイ人のコックが作っていますが、彼らが本気で作ると日本人には辛過ぎてとても食べられませんので、ずいぶん辛さを抑えて作っていると思います。タイ料理が好き、旅行で食べた現地のあの味を食べたい、辛いの大好き、というお客様のオーダーが入ると「ペ、ペ、ペ」と伝えるのですが、「よっしゃ!」という感じで唐辛子を掴んで作ってます(「ぺ」は辛いという意味) 。留学生など、京都に暮らすタイの方も食べに来られます。国の郷土料理を「○○は作れる
か?」と、メニューにないものでもコックに直接注文されています。

 他のタイ科理店と比べても雰囲気が現地風である理由は、屋台や看板、テーブルにイス、皿や箸など細かなものも全てタイから個人輸入して来たからでしょうか。プラスチックのお皿など、日本で買えるものではなかなかあのチープ感は出せません。

 三条通界隈は店も多く、通りを歩かれている方もおしゃれな方が多いのが特徴だと思います。特に、おしゃれに興味がある男性が多い気がします。

 

(放送日:2011/05/07)