2017年3月29日水曜日

京都市「平成28年度京都景観賞 景観づくり活動部門」優秀賞受賞のお知らせ



京都市「平成28年度京都景観賞 景観づくり活動部門」優秀賞受賞のお知らせ

平素は三条通りのまちづくりにご協力いただき、誠に有難うございます。
さて、このたび、「平成28年度京都景観賞 景観づくり活動部門」におきまして、優秀賞を受賞いたしました。これもひとえにみなさまのご指導あっての賜物と心より御礼申し上げます。
京都景観賞とは、未来に継承すべき優れた都市景観の形成に資するものや市民、事業者等による景観づくりへの活動を称える賞です。昨年度までは、「屋外広告物部門」と「建築部門」を実施されていましたが、今年度は、建築物の高さやデザイン、屋外広告の規制を強化した京都市の新景観政策10周年となる記念に、地域での活動が表彰されることとなり、初めて「景観づくり活動部門」が設けられました。
京の三条まちづくり協議会は、三条通界わい景観整備地区に指定されている七つの町内会(弁慶石町、中之町、桝屋町、菱屋町、梅忠町、御倉町、衣棚町)で構成されています。昨年度、設立20周年を迎えました。設立以来、歩車共存道路や街灯などをはじめ、よりよい通りとする活動を続けてまいりましたが、京都景観賞優秀賞受賞を期にさらによりよいまちなみの形成を目指し、先人が残してくれた重厚な資産を未来へ繋げていければと考えています。
そのためには、地域にお住まいのみなさまをはじめ、お勤めの方、ご商売をされている方、さらには三条を訪れる方々とともに三条の将来を考えていく必要があります。三条通は地域に関係した方々だけではなく、パブリックな空間としても大きな意味を持っています。そういったことも考えながら、協議会としての活動を進めていかなければなりません。
三条通としての本物は何なのか、本質とは何か、オーセンティシティとは何か、不易流行とは何か、などなど、こういったことを皆で熟議しながら進めていく所存です。
さらに現在、電線地中化・無電柱化にも取り組んでいるところです。実現の際には、道路や街灯なども含め、トータルに道を考えていく必要があります。これからも、今までに暮らしの環境と商いの賑わいを共存させてきた知恵を繋ぎ、培われてきた文化の薫りを大切にする「品のあるまちづくり」に裏付けされた景観まちづくりをすすめ、世界の範となる京都のシンボルストリートを目指します。
未来へ向けて、よりよい三条通とは何なのかを十分に考えながら進めていく所存ですので、みなさまのお力添えのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(森本 浩行)





■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
☆三条のまちづくりに関するご意見を、是非お寄せください。 >ご意見フォームへ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■