もう祇園祭は始まっています。
京の三条まちづくり協議会では、24日の
三条通でお神輿をおむかえする「三条おみこし祭り」を開催していますが、
その前日に、祇園祭について、お話を伺います。
特に、三条室町の休み山である鷹山についてのお話を伺い、
終了後に鷹山のお飾りの様子を見学に行く予定です。
是非ご参加ください。
=====第34回まちカフェ=====
祇園祭と現代に復活する山鉾〜菊水鉾、大船鉾、
そして鷹山について〜
日時:2016年7月23日(土)10:30-12:00
場所:京都文化博物館別館2階・会議室(三条通高倉西入北側)
参加費:無料
お話が終了後、希望者で鷹山のお飾りの様子を見学に行く予定です。
講師 橋本 章(はしもと あきら 京都文化博物館学芸員)
内容
京都の夏の風物詩である祇園祭は、日本を代表する都市祭礼として、
その歴史と伝統が尊ばれてきました。
その起源は平安時代にまでさかのぼり、
室町時代には巨大な山鉾が登場したという祇園祭は、京都の歴史と共に歩んできた祭りです。
しかし、祇園祭の魅力は往古の伝統を今に受け継いできた事だけではありません。
常に変化し、新しい姿で観衆を楽しませてきたのもまた祇園祭の魅力のひとつなのです。
山鉾は現代にもその姿を変え、時に昨年まで姿を見せていなかった山鉾が復活をして話題を振りまきます。
本講座では、昭和の鉾と呼ばれた菊水鉾復活の歴史や、
平成の世によみがえった大船鉾の復興までのあゆみを紹介し、
そして新たに復活を目指す鷹山についても紹介しながら、現代に復活する山鉾の様相について語ります。
講師プロフィール
1968年滋賀県生まれ。長浜市長浜城歴史博物館、長浜市曳山博物館を経て、
2011年より京都文化博物館に学芸員として勤務。
専門は日本民俗学。日本民俗学会第28・29期評議員、京都民俗学会理事。
主な著作に『近江の年中行事と民俗』(2012年 サンライズ出版)、
『新・民俗学を学ぶ〜現代を知るために〜』(共著 2013年 昭和堂)など。
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