恒例になって参りました、京の三条まちづくり協議会が実施する、立春前後の日曜日に開催する「春を呼ぶ 節分もちつき」でした。
昨日は最近珍しいくらいの大雪で、今日も朝方まで雪が降っていて「今年も寒いのかな...」と心配していましたが、だんだんと春を感じさせる陽気に。暖かな日差しが降り注ぐ中、餅つきで通りがとても華やぎました。
蒸し上がりたての餅米。せいろから出したとたんに甘い香りがあたりに漂います。
今回のもちつきは、京都御池中学校の生徒さんが大勢あつまり、あたりを大いに盛り上げていました。また、多くの大学生はじめ若い皆さんも通りに華やかさを振りまいていました。
偶然通りかかられたお爺様。軽々と杵を持ち上げ、軽々とつかれます。しかし、杵が餅にあたる瞬間「パチ~ン」と、とても力強い音。「年は80歳を超えているんだけどね。戦時中は疎開先でよく餅をつきましたよ」とのこと。もちつきは、体が覚えていたのですね。
今回も、これを楽しみに来られた方、あるいは偶然通りかかられた方に振る舞わせていただきました。
そろそろ、三条通にも春の足音が聞こえてきそうです。